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その123

♪人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ

 またまた同級会の話題で恐縮だが、今回のようすが写真アルバムとなってネットで見られる。

 岸通人気シリーズ、野鳥ギャラリーでおなじみのT、Sakuma氏に依頼して当日のようすを撮影編集していただいた。

 普段は鳥のきれいな姿を撮影している彼だが、今回は同じトリでも高齢化した「年トリ」で被写体も選べない。

 どーなる事かとも思ったが、さすがセミプロ、「美しいヒトは、より美しく、そうでないヒトも、ソレナリに美しく」写っているではないか。

 彼には会の受付の段階から撮影してもらうべく、かなり早めに来ていただいた。

 受付の場所だが普通会場入り口に設定することが多いが、今回エレベーター扉の真ん前に受付テーブルを置いた。

 エレベーターのドアが開くと各クラスの美男美女の受付係が、目の前で待ち受け、ご対面という演出だ。

 幸い他の団体の使用がなく、貸し切り状態なので自由に使える。これが他の団体がいるとそうもいかない。

 エレベーターのドアが開いたら妙に元気なオジサン・オバサンがいて驚かれても困る。

 一人一言のあいさつのようすも全員分撮影していただいた。

 半世紀前と全然変わらないヒト、ソレナリに進化したヒト、いろいろだが「♪人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ」だな。

 参加者のスナップ写真のちょっとした仕草に昔の面影を感じ、外見は変わっても中身は昔のままで嬉しい。

「♪あの時、君は若かった」なんて歌うGSのグループが昔あったが、「GS」ってガソリンスタンドやジーサンの略ではありませんから。

 今回、同級生ではない若い女性の参加者が一人いる。

 同級会なので原則、同級生のみが参加なのだが、同級生のA君が数年前に結ばれた新しい伴侶と共に参加したいということで、原則は原則として現実的弾力的に対応した。

 違和感を感じた方もいたとは思うが、ひとりよがりな私個人の判断ということでお許しいただきたい。

 ツーカ、個人的に彼の若い嫁さんを見たかっただけだ。

 そうは言ってもソレナリの理由が必要なので、「本人が酒を飲むと乱れるので後見人ということで了解した」とうそぶいたボクです。

 今後は車椅子の参加者など一人だけの参加が難しくなる事例も考えられるので先例と思ってほしいが、本音はオジサンの動機不純な個人的興味関心なので説得力はないか。

 しかし人生、そこそこ長く生きるといろいろな事がアルカイダで面白い。

 なれそめとか、A君のどこに惹かれたのかとか、昭和オジサンは芸能レポーターのように、二人にいろいろ聞きたかったのだが私にも自制心がある。

 ヤボな事を聞いてはいけない。なんて書きながら誰か、そのへんのこと聞いてそっと教えて欲しい。

 つまりその「なじょして、あだな若ぐで、きれいな嫁さん、もらえんだい。犯罪だべした」ツーことです。

 写真アルバムの始まりは稲荷神社で福島市の鎮守様だ。

 今まで御守りいただき、ありがとうと感謝し今後ともよろしくです。

 終わりは蓮の花で、蓮の花といえば西方浄土に咲く花、早くして浄土にいった友人達も蓮の花となって、アルバムに参加しているようで深く感じるものがある。

 あの日は福島の灯籠流し、天国に帰る前に会場で私たちと共に、盆踊りのようなフォークダンスを踊ってくれただろうか。

 ビートルズの歌に「♪ヘイ、ジョード」なんていう浄土の歌はないが、半世紀前の事が昨日の事「♪イエスタデー」になった、この夏の日の思い出も、遙か昔の事のようだ。

 (2019.9.9)アンブレラあつし

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