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その119

恒例の高齢挨拶です。

 前号の「ふりむけばヨコシマ」のエメロンシャンプーのCMの女性の写真だが、モデルではなく一般人の方々だと思う。

 彼女らの今の推定年齢はおそらく70歳くらいで、お婆ちゃんになっているに違いない。

 70歳は古希で「古らい希なり」といわれ、マレな長寿の年齢だったが今はマレでもない。

 私も前期高齢者になり、四捨五入すると70でショックだが、「爺ショック」なんて腕時計はないか。

 田舎のスナックやバーに行って、ホステスさんが皆、婆さんでショックを受ける事を「スナック・バーで婆ショック」とは言いませんから。

 四捨五入だが「五入」の切り上げはよくない。

 だいたい五は真ん中の位置なのに5歳も切り上げなんて乱暴ではないか。

 消費税だって今回の計画では8%から10%で段階的なのに、四捨五入は横暴な切り上げだ。

 と必死に年齢の切り上げに抵抗する私だが、今年は国民年金が貰えたり、JRの新幹線料金が3割引になる会員になれるので、高齢になるといいこともあるのだな。

 介護保険証なんかも郵送されてきたが、介護認定されてサービスを実際に受けなければ特に恩恵はないのか。

 この保険証を首からぶらさげていればシルバーシートにも堂々と座れるな。

 レジでポイントカードありますかと聞かれ、この介護保険証を出したら店員に変な顔をされるな。

 ツーカ、車の保険と同じで、できれば介護保険の世話にはなりたくない。

 介護保険料のモトを取ろうなんて思って、要介護になってはいけないが、お化けの世界も高齢化でヨーカイ・ゴなんちゃって。

 人生は健康第一で、例え2000万の蓄えがなくても、元気で楽しい老後生活が望ましい理想の姿だ。

「元気ですかー、元気があれば何でもできる」のアントニオ猪木も元気がなくなり議員を引退するらしい。

 高齢化社会になり健康産業はますます成長産業になっている。

 深夜のテレビショッピングは健康器具と健康サプリのCMだらけだが、最近の年寄りは深夜族が多いのか。

 昔の深夜放送世代が、そのまま高齢化した感じだな。

 団塊の世代が段階的に前期高齢者から後期高齢者と移動している。

 移動性高気圧は気象用語だが移動性高齢者もあるのだな。

 移動性高齢者が迷走すると徘徊になる。

 高齢者が職場にとどまってガンバルことを停滞善戦とはいいませんから。

「後進に道を譲る」とか「勇退」とかは昭和の死語になってしまったのか。

「生涯現役」って「死ぬまで働け」と同義語で人の道義に反するな。

「一生現役」なんて、言い方もあるが「一升原液」にすると、お徳用カルピスみたいだ。

 カルピスもカルピスソーダとかカルピスウォーターとか出てきて、原液を水で薄める飲み方も最近しない。

 子どもの頃、わずかにカルピスの原液が残った瓶に水を入れて、瓶をシャカシャカすると今のカルピスソーダに似た飲み物ができたが、あの時、特許を取っていればよかったな。

「瓶をシャカシャカ」なんてお釈迦様に失礼な文章表現だが、私には「シャカシャカに説法」です。

 カルピスは「初恋の味」で宣伝していたが、味の素の子会社になって「初恋の味の素」か。

 NHKは料理番組で商標の「味の素」とは言わないで「化学調味料」
といっていた。

 最近は「うまみ調味料」というらしいが、ウマミって競馬のパドックのことではありませんから。

 高齢化以前からマンネリが恒例化している私の駄文だが今後もヨロシクです。

 (2019.7.13)アンブレラあつし

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