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 #194 名店お土産ラーメンの食し方
by 榮ちゃん
 Photo by 榮ちゃん
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【一日一麺】(長文になってしまいました)

今日は少し趣が異なります。 いわゆる「名店のラーメン」には大まかに3種類あると思うのです。 1つは勿論、そのお店で食べるラーメン。これは「本物」。 で、対局の「フィギィア(もしくはプラモデル)」として、その店の名前を冠して出すカップラーメンがあります。私も「龍〇海」や「もち〇ちの木」のカップラーメンは結構好きです。これは食べる前に「これはフィギィアね」と脳内に刷り込まれているし、本物とは違うものなのであまり私的には問題になりません。

問題なのは名店の名前が付いたお土産ラーメン。 スープと麺がセットになって、駅やサービスエリアで売ってるアレ。 これ、結構微妙に「本物」に似てたりするので、「偽物感」がカップラーメンより出てしまって、少々ツラかったりします。 一方で「新城はラーメン好きだから、これなんか喜ぶだろう」とお土産ラーメンをそのままにお土産に頂くことが多いのです。 かと言って、食べ物を無駄にするのは生き方に反しますし、どうしたら良いか考えた今日の結論がこれ。「素(ス)ラーメン」。 かの孤独のグルメの第2巻でゴロちゃんが食べてたあれです。 少し長いですが引用します。 「つまり、うどんのつゆにラーメンを入れるんです。結局動物性のダシがないんで、油分のためにたっぷりの天かすを入れ、コショウをドバドバかけて食べるんです。」

鳥取市の地元グルメのようですが、同様なモノは秋田にもありまして、こちらは「たぬ中」と呼ばれております。

本日の昼食はこれを再現してみました。 残ったスープは別料理に使います。 そうするとお土産ラーメンも美味しく頂けることがわかりました。 私みたいな悩みをお持ちの方(あんまり居ないとは思いますが・・・)是非お試しください。 具材は茹でたもやしにネギ、かまぼこ、たっぷりの天かす。コショウドバドバを忘れずに。

 (2019.9.9掲載)

 

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