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『悲しみが乾くまで』( THINGS WE LOST IN THE FIRE)
 2007年 アメリカ映画
 監督スサンネ・ビア

 突然夫を亡くした妻。その夫が気にかけていた薬物中毒の親友。それぞれの立ち直りの物語。

 親友の立ち直りの手助けをする事で、夫を感じていたかったのかな。しかし、スサンネ・ビアの脚本は盛らない。等身大の話。淡々とした演出なのに、たまにドラマチックに揺さぶられる。 . . . 立ち直るきっかけは、悲しみが乾くきっかけは 自分の事じゃなく、他人のことを思うことから始まる。いい映画でした。スサンネビアの映画は癖になる。物足りないくらいがちょうどいい話。ジワジワきて…きっとこういう映画が忘れない映画になる。スサンネビア初英語作品。

pie造(2018.9.1掲載)


 
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