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『インディアン・ランナー』(The Indian Runner)
 1991年 アメリカ映画
 ショーン・ペン初監督作品

 ブルース・スプリングスティーンの 「Highway Patrolman」を基にしている。兄弟ものです。弟思いの優しい兄とやんちゃすぎるけど兄を慕う弟。ツボにどハマりする設定です。こんな映画を初監督するなんて、ショーン・ペンは凄いな。弟に自分を投影したんだろう。彼もかなりのやんちゃだから。

 弟は、今で言うサイコパスなんだろな。自分の能力を活かせるクリエイティブなものに出会えれば、素晴らしい才能を発揮するけど、出会えなければ、難しい人生を歩む…。しかし深すぎるかな。いい映画ではあるがベタ好きには辛過ぎる。でもめっちゃ評価高い。音楽で虚無感を煽るとこは良い。若いヴィゴが怪演。奇声を発するアークエットも怪演。チャールズブロンソンとデニスポッパーが出ていてびっくり。デルトロがエキストラレベルの役で出てた。記憶に残る映画ではあるな

pie造(2018.8.8掲載)


 
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BGM「春の予感」