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『セールスマン』 (فروشنده‎)
 2016年イラン映画
 監督・脚本 アスガル・ファルハーディー

 宗教の違いによる違和感はこの映画ではあまり感じなかったな〜。日本でもこうなる夫婦はいるように思う。ま〜、自分で犯人探すことは出来ないと思うが…。

 旦那さんの思いも分かるし、妻の気持ちも分かる。警察に届けないのは日本でもある事と思う。警察の事情聴取や裁判はセカンドレイプと言われるくらいやから( i _ i )警察自体も犯人わかったら示談にしろやってスタンスだろうしな。

  . . この映画の面白さは、やはり見せ方じゃないかな。実際に知り合いに奥さんのような人がいたら、どう声をかけていいのか言葉がでない…。そんなような緊張感がこの映画全編に流れていて、だから引き込まれてしまう。その上手さだよな。昔の邦画にも通じるものがあると思う。

 『セールスマンの死』の意味するところは…正直よく分からない😓 あの話は、理想と現実の違いにノイローゼになり、崩壊する家族が立ち直る最後の手段は自らの死であると思い込んでしまうセールスマンの悲劇だけと、犯人を追い込むことが夫婦の立ち直りに必要だと思い込んだ旦那さんと被らせたのか…。あるいは『セールスマンの死』とセールスマンなんか?って犯人の死をかけたのか…。うーん、どうなんだろ…。でも、好きな映画でした(^o^)/

pie造(2018.5.2掲載)


 
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