最近はまっているのは、スズムシのお世話。
　たぶん１００匹はいる。かごも買い足して５個になった。　

　父の赴任先で松井スズムシ研究所なるところがあって、
　そこから毎年送られてくるようになった。

　今年は卵でやってきた。７月ごろ続々とかえった。

スズムシ

　父は、昔から相手のいるいらないに関わらず、
　自分が贈りたいものをおくる。
　おくりつけてくるといっていい。　

　ただ最近わかったのは、
　その贈り物にちょっとしたメッセージがあるということ。　

　動物を飼ったり植物を育てたりして，それらの育つ場所，
　変化や成長の様子に関心をもち，また，それらは生命をもっていることや
　成長していることに気付き，生き物への親しみをもち，
　大切にすることができるようにする。【学習指導要領　生活（７）】

　そういうことなのか？うそだろ？

　意味はなくても癒される。
　疲れた心身に単純作業はいいものだ。

　キュウリをすぐにモシャモシャ食べる姿。魚粉をがっつく姿。
　はじめて見た脱皮。そしてその皮を食べ、生き抜こうとする姿。

　手をかけたらかけただけ、大きくなっていく様子がわかるのはたのしい。

スズムシ

　ムスメはというと、フンで汚れた紙ののぼり木
（ふんわりと丸めるだけだが）をつくることができるようになった。

　紙をちぎる→丸める　という作業の中に
「スズムシさんどうぞ」と愛情をもって接することができるようになった。　

　共食いによってかじられてしまったスズムシをみつけ、丁寧に回収する。

「このスズムシさんどうする？」とムスメに問う。　

「ナムナム」

　生き物の成長とともに、我々親子も成長できたらそれでいい。

スズムシ

　それにしても、多すぎ！！！！！！
　黒い小さいのがワシャワシャいるのさ。
　触覚触れ合っちゃってるもん。

　どなたか里親いませんか〜。送らせてｗ

《配信：2019.10.26》 ミースケ