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    その15 銀河鉄道の夜

Report by ミースケ
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「希望回復作戦」

Music of My Mind
 

 娘・両親・義理の両親・ヨメへクリスマスプレゼントを送った。

 今年のクリスマス会は計3回。
 ケーキは当分いいや。

 自分へのクリスマスプレゼント・・・
 なんてガラにも無いこと考えて、お芝居を見に行った。

 東京演劇アンサンブルクリスマス公演「銀河鉄道の夜」

銀河鉄道の夜

作=宮沢賢治
脚本・演出=広渡常敏
音楽=林光

 宮沢賢治の世界を、分かりやすく表現しているように感じた。
 近代化と自然の対比が、映像として目の前に浮かんでくるようだった。
 そして同作品を見た高校生の頃とは、違った視点で見ることができた。

 高校生の頃の自分は、ジョバンニだったと思う。

 銀河鉄道から降りていく乗客へ思いと、
 あの時受験や自分の引越しで
 どんどん遠ざかっていく友だちへの思いと重なっていた。

 そんなジョバンニを過去の自分として共感しながら、
 車掌がジョバンニに向かって言うセリフに、今の自分が重なったのだ。

 父としてのジョバンニへのメッセージ。

 愛ですよ、愛。

 久々のスマッシュヒットだった。

《配信:2019.8.2》ミースケ ミースケ

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