*　*　* 　神童と呼ばれて
まあ神童何て言うものはどうなんでしょう？
確かに親の私が言うのもおかしいですが、
結構才能はあったと思います。

小学1年生の時にはすでに3桁の割り算まで出来ていました。
面白がって教えたのも事実です。(;^_^A ｱｾｱｾ･･･

ある時算数の教科書に明らかに大人の字で
3桁の足し算と引き算が書かれていました。
私がその理由を息子に聞くと・・・

入学して算数の授業の時、先生が出す問題は当然瞬時に答えが出ます。
10問くらい出して先生が息子を見たとき明らかに遊んでいるように？
まあ先生としては10問出せばそれなりに時間がかかると？

先生・・・何しているの？
息子・・・もう終わった。
先生・・・そんなに早くできる？
息子・・・簡単だから

そこで先生少しカチンときたみたいで、
先生・・・算数が出来ると言うのならこのくらいの問題が出来てからにして
と言う事で3桁の問題を教科書に書いたそうです。

普通なら当然全くできません。
しかし当然それも難無く答えを出した息子。
先生・・・今何やっているの？
息子・・・分数って言うやつ
＼(◎o◎)／！　そりゃ先生は驚きますよね。

試しに掛け算や割り算もやらせたそうですが、
勿論全問正解で、その後は何も言わなくなりました。
テストの時間は高学年の問題を息子にやらしていたようです。
今だったら問題になりそうですけどね。

結構噂は広がったみたいで、迷惑したのが2番目の長女です。
後で聞いた話ですが何とか担任にと数人から申し出があったそうです。
「お兄ちゃんは・・・」なんて言葉も何度かあったようです。
でも長女は実に普通の子ですから・・・少し可哀そうだったかな。

長男は小学4年で数学検定3級（中学卒業程度）も合格したし、
その時も周りで受験していたのは最低でも中学生でしたから、
結構驚かれていましたね。

見た目行動はお調子者で、どうみてもそんな子には見えませんから。
ある時もピアノの発表会だったかな？
控室で同じ学年の頭の良さそうな子が中1程度の問題を解いていました。

それも黒板にこれ見よがしに書いて？
チラッと見た息子は興味なさそうに少し騒いでいたところ
隣にいた母親が嫌そうな顔をして、

「集中できないから少し静かにしてくれる？難しいんだから」
「そうだお前にはわからないだろうけど難しいんだ」

もちろんそんなに騒いでいた訳でもありませんが、
自慢したかったのかな？他にもたくさん親がいたから。

息子は黙って黒板にサラサラと正解を書き出しました。
まあ小学6年の時には大学の数学問題を解いていましたからね。
親もその子もただ茫然としていましたよ。＼(◎o◎)／！

ただ反省点が一つ・・・
殆ど私が指導していたのですが、
まあ「〇文」とかの塾にも特待生授業料無しで通いましたが、
残念な事にそれ以上学力を延ばすことが出来なかった。

高校では一応県内屈指の進学校に合格しましたが、
不良の親父に憧れて？高校では問題児。

私と同じように高校にもあまり通わず・・・勿論勉強もロクにしないで、
それでいてとりあえずは国立大に現役合格するんですから
そこは流石です。

まあこれまた親父の後を追って？大学中退して、
フリーターで一時はどうなるかと思いましたが、
何とか突然結婚＼(◎o◎)／！をして、なんと孫もできました。

人生何とかなる。
本人も後悔していないようですし、良かったのかな。

　《掲載：2018.1.6》by GIN

葉羽　コレは凄いなぁ！アメリカだったら「飛び級」のケースですね。僕は、大学で最初の数学のテストが全然出来なくてトラウマになりそうになった忌まわしい記憶が…。ただ、あとで聞いたら平均点が16点（100点満点で）だったと聞いて「なんだオレ、そんなに悪くないじゃん」と。でも、そんなのを小6でやっていたとは恐れ入ります。