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「散歩道」
TAM Music Factory

背景素材:ふわふわ。り

第37話「おってつだい〜♪」

by ちぃなちぃな

 

 

 

 

 

 

 

 おってつだい〜♪

 洗濯物を干そうと窓を開けると、目ざとくずだだだッとやってくる息子様。

 外に出そうになるので、いろんな物でガードしてます。

ちぃな「ハンガー取ってくれるの?ありがとう♪・・・違いますか、すいません」

誠一郎「ホントは手伝いしたいんやでぇ。

でもハンガー振り回してなめる方が楽しいだけなの♪」

(←たぶんこう言ってる)

手伝いしたいんや・・

手伝いしたいんや・・

 取り込んだら取り込んだで、彼は洗濯物の山を崩す使命を背負っているようです。

誠一郎「やわらか〜い♪気持ちいい!!」

(←たぶんこう言ってる。まるでとあるCMのようです)

気持ちいい!

気持ちいい!

ちぃな「どわっ、せっかく洗ったのによだれが!鼻水が!!ご飯粒が!!!」

誠一郎「まあまあ、奥さん、そんな固いこと言わずに。

子育てには広い心が大事ですぜ」

(←たぶんこう言ってる)

ちぃな「そーっすね。。。」

大きなキモチでネ!

大きなキモチでネ!


            

 

 黄色いじゅうたん

 学生時代行ったことのあるお寺へ行ってみました。

 今度は銀杏の木の下でハイハイ。

銀杏の下で

銀杏の下で

 チャンは仕事で写真を撮ることが多かったので、撮影にはコダワリがあります。

ちぃな「おおすごいすごい、きれいに撮れてるじゃーん(*'o'*)」

「そりゃもう、発掘の仕事で写真撮りまくってましたからぁ。

年季が違うよ。もっと褒めて褒めて」

ちぃな「へー、すごいすごい。さすがだね〜うまいね〜」(←棒読み)

「ちょっと!もうちょっと感嘆しなさいよ」

ちぃな「うわぁっ!なんじゃこりゃあ!?」

「全然褒めてないじゃん!!」

 いや、うまいと思いますよ。マジで。

銀杏の下で

銀杏の下で

 素敵な写真ばかりありがとう。

            

 

 彼もまた一人の人間

 お昼、誠一郎息子に蒸かしたじゃがいもを食べさせようとしたところ、いきなり彼がスプーンを持って口に持って行こうとしました。

ちぃな「あっ、ダメダメ!まだ熱いから、もうちょっと待って!」

 と息子とスプーンの奪い合い。

 すると息子様、お皿をひっくり返し、文字通り地団駄を踏んで号泣。

 初めての「自分で食べたい」という意思の表れでした。

別な人なのね・・

別な人なのね・・

 それまでは恥ずかしながら、母も子もお互いに自分の一部という思いが無きにしもあらずだったのですが、はっきりと別の意思、別の人格なのだということを認識されられました。

 そして、別の意思を持っているからできること。

 コミュニケーション。

 私がベランダに出たり、お風呂掃除にお風呂に入ったりすると彼も一緒に付いて来ようとしていたのですが、最近は・・

ちぃな「今は外に来ないでね。終わったら一緒に遊ぼう」

「夜になったら一緒にお風呂入ろうね〜」

 〜などと説得すると、聞き入れてくれている様子。

誠一郎「ゔ〜〜〜、行きたいけど、ダメって言われたしなぁ」

 と、手を出したり引っ込めたりしています。

一人の人間・・

一人の人間・・

 さすがもうすぐ1歳児。

 がんばれ、うちの子!!

(配信 2008.12.7ちぃなちぃな)  To be continued⇒

 

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