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「散歩道」
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第279話「左手生活」

by ちぃなちぃな

 

 

 

 

 

 

 

 
 登校

 めっちゃ今更ながら明けましておめでとうございます。 

 ようやく書けるようになってきたので、遡り日記です。 

 長男様、退院後はギプス装着のため再度通院して、完全固定。 

 清く正しい骨折した少年です。 

 そして2週間ぶりに学校です。 

 

 歩いてて転ぶのが怖いのと、ランドセルが背負えず、荷物が多いのとで、かーちゃん送迎ざんす。 

学校に行くのは担任の先生には言ってあったのですが、学校に着くなり、長男様のクラスの子たちがわらわら現れる。 

「誠一郎が来た〜!!」 
と大騒ぎです。 

友A「荷物持つよ」 

友B「オレは上履きもつよ」 

「いいよ、このくらい自分で持つ。今から履くし」 

友B「オレ荷物持ち係だから!」 

とみんなに囲まれ、照れる暇もなくクラスへ連れてかれる(笑) 

どうやら、班のみんなが分担して彼を手伝う係を決めているようです。 

ウケると同時に、彼はいい友達がたくさんいるな〜としみじみ嬉しくなりました。 

またも息子の友人たちに元気をもらいました。

            

 

 左手生活

 長男様、利き手の右手は使えないので、生活はほぼ左手です。 

「字書くのどーすんの」 

ちぃな「左で書くしかないよ。ママは左利きだけど、字は右で書くんだから、できるよ!」 

「右で書いたら、字が薄いし大きいし、時間かかるし疲れる」 

ちぃな「だよね・・・がんばれ!」 

 食事も味噌汁だろうが納豆だろうが左手でフォークとスプーンでした。 

ちぃな「いつの間に左で箸使えるようになったの!?Σ( ̄□ ̄;)マイガッ」 

「いつの間にか」 

あっさり言うな。 
かーちゃん左利きで字は右で書けるけど、箸は使えません・・・ 

完敗ですじゃ・・・○ ̄|_ 

長男様、左で書いた計算テスト、98点採りました。 



スゲエ! 
ちなみに漢字テストは40点。 

どこまでも理系なぼっちゃんでした。

            

 

 針金抜けた
 術後約2ヶ月後、骨を固定するために入れていた針金3本を抜くことに。 

 再入院して全身麻酔で再手術の予定でしたが。 

医者「これ以上入れとくと、針金が突き破って出てきちゃうかもしれないから、早めに抜いた方がいいです。骨はくっついてるから、本人が大丈夫なら局所麻酔で今ここで」 

 今? 
 ここで? 

 郊外学習あるから来週には延ばせないし、ここでやるか。

 長男様、がんばりました。 
 そのまま絆創膏だけ貼って、学校も行きました。 

 10月の手術が10pの傷跡2か所。 

 針金抜いた1pの傷跡3ヵ所(糸付き)。 



がんばったなあ、長男。 

腕は固定されてた分、曲がったままなので、これからリハビリです。

←(よかったな、ちぃな!)

(配信 2019.1.24ちぃなちぃな)  To be continued⇒
 

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