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「散歩道」
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第124話「箱入り息子」

by ちぃなちぃな

 

 

 

 

 

 

 

 箱入り息子

 あまりにも疲れがたまっていたので、土曜日は一日引きこもり〜。

 まあ、掃除したり洗濯しまくったり、荒れてる部屋の中は片付いた。

 が、やはり夜はつらいらしく、またまたげろ(失礼)地獄。

 戻してる時くらいは一人にしといてほしいのだけど、息子様、隣にやってくるし

 Σ( ̄□ ̄;)

 でも・・・

誠一郎「だいじょうぶ〜?」

 〜と聞いてくれるので、それはそれで一人きりよりもありがたい\(^O^)/

ショベルカーの箱に・・

ショベルカーの箱に・・

 さて、誠一郎息子様、家の中では退屈してしまい、夜、夫とテレビ電話してる横で、ショベルカーの箱に入って遊んでました。

 いつの間にか、箱に入ったまま静かになっていたので、寝たんだろうなーと思いつつ、チャンと話し終わって箱を開けてみると・・・

棺おけか!?

棺おけか!?

まるで棺桶か!?って感じですΣ( ̄□ ̄;)

            

 

 玉ねぎじゃないよ

妹からのメール

 ↓↓↓

 豆腐を切って
 目が痛くなってきた

 とおっしゃるぼっちゃん

 なんでや( ̄_ ̄)

・・・なんでや(笑)

            

 

 もうすぐ3年

 保育所へお迎えに行って、息子のところへ行く前に教室のロッカーを覗いておこうと教室へ行ったら、先生が椅子を拭いてました。

 私も時間があったので、先生と話をしたのですが・・・

「せいちゃん見てると、お母さんは他の子のお母さんよりいろんなこと体験してると思うよ。

 せいちゃんがこれだけ泣いたら、お母さんは大変だわ〜って思う。

 私たちも去年ほんとに大変だったの。

 それでお家帰ったら1人で面倒見て、妊娠もされてて、ほんとにすごいと思うよ。

 その分、せいちゃんの成長に他のお母さんよりも熱い思いを感じるかもしれないね。」

 家に帰って、息子を寝かしつけていろいろした後、自分も寝ようと思って考えてたら泣けてきた。

ふっふっふ・・

ふっふっふ・・

 子供の面倒みるのが大変なのはみんな一緒。

 よくチャンと、「うちの子は大変な部類に入るよね〜」って話てるけど、もっと大変な思いをしてる人はたくさんいるんだからがんばろうと思ってました。

 が、先生に共感してもらえたことで、素直に大変だと思っていいんだと泣けてきた。

 たぶん、ずーっと息子を見ている先生に言ってもらったから嬉しかったのかも。

 そうじゃない人だったら、たぶん反発してただろうと思う。

 確かに、他のお母さんよりも目頭を熱くする機会は多いかもしれない。

・進級式で先生に名前を呼ばれて、手を挙げて「はーい」と返事できたこと。

・保育所に迎えに行ったら、みんなと一緒に並んで座って、先生の紙芝居を聞けていたり、おやつを待てていたりできていること。

・保育所の面談の前に息子に見つかってしまったけど先生が「先生とママお話してるから待っててね」と言うと、泣くのを我慢しながら「うん」と言えたこと。

・病院へ行ったら、私の膝からおりて離れて看護婦さんに遊んでもらえていたこと。

・パパと二人で出かけられるようになったこと。

・絵本を出してきて、一人で声を出して読めていること。


 もちろん、あまりのことに、息子を振り払ったり、怒鳴りつけてしまうこともたくさん。

 今朝なんて寝起きが機嫌悪くて、30分くらい抱っこで何もできずに出勤だったし、夜は夜で夕食のおかわりが待てずに、フォークを床に投げつけたし。

誠一郎息子と一緒に泣いてしまうことも数え切れないけど、こうやって親も成長するんだろうね。

 人生まだまだこれからです。

            

 

 もうすぐ3歳児との会話

 お風呂にて。

ちぃな「ちょっと洗面器貸してね」

誠一郎「だめ〜」

ちぃな「貸してくれないと悲しいな〜。貸してちょうだい」

誠一郎「ギャハハハ。あっかんべ〜」

ちぃな「むっかつく〜。アンタ、分かって言ってんの?」

誠一郎「わかっていってな〜い」

 かーちゃん、リアクションに困ります。。。

 さらにその後。

誠一郎「かた、もむ〜?」

ちぃな「揉んでくれるの?揉んで〜揉んでえ」

誠一郎「・・・もういい」

ちぃな「いや、もういいって去っていかないでよ(>_<)」

 かーちゃん、がっくりですわ。。。

(配信 2010.11.19ちぃなちぃな)  To be continued⇒

 

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