今日BSのインタビュー番組で、俳句家の金子兜太さんのインタビュー放送を見ました。

 金子さんは、以前一度俳句を楽しむ画期的なバラエティー番組で、オブザーバーをされていて、「このおじさん何者かしら?面白い」と感じていた方だったのもあり、父が見ていたのに吊られて私も見ていました。

 戦争での人間的実体験。その後大学を出て銀行マンとなり、そこからはじかれての地方転勤と、それらで培い解放され研ぎ澄まされた俳句感性と、そこから俳句家としての転機を迎え、「自分自身が俳句」と言った自信。

 ・・・それら全て魅了する作品の俳句を織り混ぜての紹介と自己開示に、どうしても見逃せなかったのが、その後、俳句から現代を見るために一茶を学び直して得た、人そのものの「生き物感」でした。

 それは常々私が感じる生き物としての世界と人との現実感そのままで、同感すると同時に、自分にも重なる現実感と創作の自信。

 そしてなんだかんだ言って、作品が出てきてしまうと言う「自分自身が俳句」に通じるものを感じて納得してしょうがありませんでした。

 

 と、言う訳で、宣言していたカミングアウトをしてしまうと、実は私は20歳の頃からシナリオライターを目指している脚本家志望なのです(*^m^*)

 と言ってもジャンルは決まっていて、テレビドラマのみのシナリオライター志望です(o~-')b

 なんでドラマ限定なのかは自分でもわからないのですが、気がついたらそれしか出来ず目指さず、舞台や映画の脚本はかえって門外漢で書けないし、書ける自信も全く無しとなっています。

 (今後どうなるかはわかりませんが)

 なので、投稿小説も、書きながら、「小説ってこんなんでいいのかしら?」と手探り全開だったりします(^_^;)

 どうにもドラマ専門なのです、何故か(-.-)y-~~~

 もちろんまだ結果が出た試しはありません(ToT)

 なかなかに厳しい壁で、その壁の向こうは見えたと思ってもいつも蜃気楼でした(;_;)がっかりなんて慣れないのに何度も何度も体感してしまいます(∋_∈)

 しかも生活もあるので、認められない事には作品としてもドラマと言う作品も成立せず、働かないと生活できない…とお金がからむと、どうしてこうもややこしく悩ましくなるのかと苦闘する時も多々訪れます(><。)

 でも「止める」と言う選択肢はもう既に無いのです。

 「自分がシナリオ」の様に書かない訳にはいかなくなってきました( ̄○ ̄;)

 いつからなのかはわかりません。

 書き始めた時からなのか途中からか、それもわからない位、私にはこの創作作業しかなかったのです。

 

 それとともに…ちょっと不思議ですが、最近意味不明な自信とは違う、コツの様なものが掴めてきたと言うか、知らない内に書いてきた事実が、あやふやな表現からはっきりと「書ける」自信ができてきたのですL(・o・)」

 20代には、「自信なんてどうやったら持てるの?劣等感でしか基本できてない」と知り合いの方と頷き合った私が…気がつけば自信があるのです(・_・;)

 生きて実際に続けていくって不思議なもので、もうその自信は多分経験に裏打ちされているので、どんなに周りに認めてもらえなくても、(実際認めてもらえて無いんですが)揺らいでも根っこはしっかり地に這っている感じがします。

 そこまで書く事を容認してくれている家族あってのものではあるのですが、残念ながら家族は作品を読んだ時も無いので理解はしていませんし、結果が出なければ認めてはくれないでしょう。

 そんなもんなんです、意外と。でもそれでいいんです。

 それで違う生き方にシフトしたとしても、それはその人ですし、たまたま私にはそれができないだけなのです。

 だからか今までの認められなかった作品に対して「そりゃそうだ」と言う理性以外、後悔はありません。でも今出している作品は、本当に自信を持って結果を待っています。

 私が書き続ける自信、そして、その根底でいつも現したいのが、先の金子さんの言う「生き物感」つまり私にとっての「現実感」なのです。

 例えフィクションでも、フィクションで真実を語るが私のモットーです('◇')ゞ

 私が今後どうなるかは神様の領域ですが、下準備はできています(^з^)-☆

 金子さんの様に自分をも表現する場ができるように、そして自己表現を恐れずにできる「自分が作品」と自信を持って言える人単体でしかもみんなと居る格好良さが出る様に、この宣言を恥ずかしくなくできる作品をまだまだ書いていきますo(^-^)o

  Written by Akio (2010.4.17up)

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