普段は余り見ないのですが、父が見ていたのにつられてNHKHiビジョン番組の特集「世界のディーバ(歌姫)の愛」(タイトルうろ覚え)を半日夕方まで見ていました。

 始まりからして、かの超有名な「マリア・カラス」の特集から始まっていたので、(この前映画宣伝で「マリア・カラスの愛」みたいなタイトル{これもうろ覚え}の映画がDVDであると知って)私でも知っているジャクリーン・ケネディの再婚相手船舶王オナシスの愛人だった事に興味を持っていたので見ていたら、その歳の差からは想像できないほどの深い結び付きにビックり(◎o◎)

 一度はジャクリーンとの再婚で裏切られたにも関わらず、又ノコノコ戻って来たオナシスの大富豪からは考えられない様子と、かのマリア・カラスの深い愛が何だかスゴイなあと人としての二人に脱帽しました(-o-)大人(--)

 しかし、病気で倒れたオナシスにもほとんど会えず、お葬式に参列する事も許されなかったのは、愛であっても、一抹の寂しさがしみじみと感じました(ノ_<。)

 それ全て軽率なオナシスの再婚にあったのですが、一部では、マリアの生い立ちや社交界での立場からジャクリーンとの再婚を選んだと言われていて、対面を取って、最後に看とられる事ができなかったオナシスって(`ε´)と思う反面、やっぱり女性はマリアだったとイイ歳でもチョコチョコ戻って来て、又それを拒め切れないマリアに、二人の事は二人にしかわからんもんだなあと思ったりもしました(_ _)

 そして、実は知ってる方もいらっしゃるか、マリアの最後の公演は実は日本だったそうです(`o`)

 その映像が残っていて、放映されたマリア・カラスの歌を初めて聴いたら(名前しか知らなかったので)、何と美しいい(*^_^*)こりゃ世界のディーバだわ確かに!!と感動して第一部は終わりました(^_^)

 そして次は終わって全然違う番組をやるのかな?と思ったら、今日は特集!!続いては打って変わってソウルのディーバ、女性ジャズの神様「ビリー・ホリデイ」これ又名前だけしか知らない人に、今さっきマリアの美しいとしか言い様がない歌声を聞いた耳には一気にジャズの歌声は切替えできないとチャンネルを変えよかな?と考えながらも変えられなかったのは、ビリー・ホリデイのその名前のほのぼのしたイメージとは違った波乱に飛んだ人生と言うより男性遍歴があったから(>_<;)

 見ていなかった方に誤解のないように書いときますが、その男性遍歴には、今まだかけらが消えない、アメリカのアフリカ系黒人社会の灰色の面が背景にある不遇な幼少時
代が強く反映されていると言う意見が強いほど、あまりと言っちゃあまりの少女時代があったらしいです(>_<)

 しかし、それにしてもタイトルにまで使われていた、ビリーことレイディの付き合う男達がこれまたそろってろくでなしばかり(∋_∈)

 ミュージシャンはイイのですが、ひどいのは売れた頃からの代表的な男共(-_-#)

 ヒモやら、ヒモでもダメなのにヤクの売人で、ビリーをもクスリ漬けにしちゃった奴(-"-;)

 あげくに金取れるのがわかったら暴力振るう奴O(`ヘ´#)"O

 ビリーよ!なぜこんな酷いのばっか?とやはり皆思う所は一緒らしく、番組の視点もそ
こへ。

 しかし親しい友人に言わせれば、ビリーがそう言う男を引き寄せると痛烈な意見も(-.-;)

 又違う見方では、やはり親しい人曰く、ビリーはクラブやレコード会社と渡り合える強い男を求め、求める余りに自分に暴力を振るうとかクスリ漬けにするとか他の所を許してしまっていたのでは?なども。

 これらは全て当時のビリーを知る又は関係した人達の肉声テープの存在があって浮き彫りになった姿だったりもします。

 そして、クスリで結局刑務所まで行って、クスリとは縁が切れたけれど仕事を干された時に、実はレイディが唯一得た真実の愛だったのでは?と言うサックス奏者とのセッションがテレビで実現します。

 それが伝説にまでなっている名ステージだそうで、ビリーの歌で、そしてサックスの演奏でビリーがこれまたイイ歌を歌うんですo(>_<)o

 この終わりには、そのサックス奏者のわずか後に亡くなったビリー・ホリデイの歌が流れ、最後は幸せだったのかな?とちょっと想像できる番組になっていました。

 ※このお話の後編に続く(^_^)v ⇒

  Written by Akio (2008.9.24 up)

「夏の別れ」 Fra's Forum♪

若き日のマリア・カラス

 

 

 

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