岸波通信読んで、オスカー・ワイルドの話はかなり興味がそそられました。

 童話作家の作品位にしか思っていなかったのですが、作家として、知っているタイトルなどもあって、ある種、「走れメロス」を書いた太宰治を思い出しました。

 作品のバイタリティと言うか、精神性が一際感じたんです。(あくまでイメージですが)

 交際歴にもびっくりしました(・_・)

 作家に限らず名を挙げた人達の色々な交際遍歴はよく聞くのですが、オスカー・ワイルドは病気もあって、パートナーが二人も現れたにも関わらず、それでも遍歴していったのは、たまに思う、精神世界に入って、満足を又は理解を求めるのの難しさの様なものが、本人にはあるのかなあと(∋_∈)

 本人にしかわからない苦悩や快楽があるのかもしれませんが、けれどそれが結果的に作品に厚みを与え表現として投影されるのが、皮肉と取るか、作家の性と取るか。

 いずれにしろ、「幸福の王子」でこれだけ作品を知られるオスカー・ワイルドと言う、人の方に焦点を当ててもらえると、他の作品もいつか読んでみたくはなるんです。

 不思議ですネ( ̄○ ̄)

  Written by Akio (2008.9.5 up)

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